スポンジラボ(化学)開設? カプサイシン抽出実験 その1
先般構築を始めたラボスペースが充実して来ましたのでご紹介。
デスクの設置、ガラス器具と装置の仕入れ、バンバンレイアウト決めて…
準備完了(^▽^)✨
お試しの実験は手軽なところでカプサイシン(辛み成分)の抽出実験。
どこの誤家庭にもあるソックスレー抽出機という器具を使います(^^)/
器具の一番下にアルコール、真ん中に一味唐辛子、上に冷却管を組みます。
※前知識として、カプサイシンはアルコールに良く溶けます。
★器具の仕組み
①下のアルコール入りフラスコを加熱して沸騰させる
②アルコールの蒸気が上に移動・冷却管で液体に戻る
③液体に戻ったアルコールが一味唐辛子に滴下・カプサイシンが抽出される
④ある程度抽出液が溜まると液が下のフラスコに移動する
①~④を繰り返すことでカプサイシンが濃縮される。
こうして得た濃厚抽出液をさらに濃縮。減圧蒸留
(低い温度で素早くアルコールを飛ばせる)でアルコールを飛ばして濃縮。
この時点でデスソースじみた辛さの液が出来上がりました炎炎炎>(~Q~;;)
ただし、この状態では唐辛子由来の色素や油分も非常に多く、
濃縮を続けるとタール状の物質になってしまいます。
これを解消して更なる高み?を目指したいのですが…
(純粋なカプサイシンは白色の結晶固体)
この先の手順が中々難航してます(;^_^A
専門的な話になって人を選びそうなのでその辺は次回に。。。
しかし作った液はイタヅラに使っちゃいかんぞ! 工房主のパンツに塗ったくったりしちゃ絶対いかんぞ!!ヌリヌリ( 'ω')ノ
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